
せっかくなので、感想文を書いてみることにします。
まずは曲目リストから。
01.孤独の発明
02.tremoro+deray
03.C
04.i dance alone
05.leave world
06.all i understand is that i don't understand
07.むこう岸が語る夢
08.i do still wrong
09.past and language
こんな感じです。
でも改めて曲目に目を通してみると、インストなのによく曲名をつけられるなと思いました。
そして、曲名を知った後で曲を聴き直せば、また違った世界観に浸れそうです。
ではちょっくら感想をば。
01.孤独の発明
このバンドのドラムは特に特徴的で、リニアフレーズを上手く組み合わせて、ギターと絡むようになってます。
この曲のドラムパターンは結構お気に入りです。
途中ギターだけになるところとか、一拍付け加えて五拍子になっていて、聴き込まないと絶対気付きません。
そこから3-3-3-2、または6-5の展開へと移っていくわけですが。
こんなところに曲に対しての思い入れが垣間見れる気がします。
ラストは4拍子で締めます。
ただ2小節をまたいだギターフレーズなので、変拍子に聞こえてしまうところがニクい。
02.tremoro+deray
またドラム的な見方で申し訳ないのですが、最初は何の変哲もないパターンに左手のドラッグ、16分のキックをバックビートの直前に入れることにより、絶妙なスピード感を曲に与えています。
この曲でも二拍の空白を上手く活用しています。
これは最近自分の曲づくりにも取り入れたいと思っています。
そしてこの曲の聴きどころはここから。
拍子はそのままに、トリプレッツ系のパターンにチェンジアップ。
出だしのドラムパターンも秀逸ながら、曲の流れがぐんぐんと押し迫ってくるようで何とも心地よい。
そこからまた元のパターンに戻っていく所もみどころ。
03.C
この曲はリムを積極的に使用したパターンが印象的。
また左足によるオープン・クローズは何げに難易度の高いところなので要チェック。
そして唯一?ベースとドラムとのタイトな演奏が聴かれる曲でもあります。
ベースの方の左手がパサパサしてる所。(音声解説を聞けば分かります…笑)
そしてラストは3拍子のアルペジオ。
余計な詮索する必要ありませんでした。(4拍子の1拍半フレーズかと思った)
04.i dance alone
冒頭はボサノヴァ風のビートで始まるこの曲。
余韻の多く含むバスドラの音色が絶妙にマッチ。
ここから急激にダンサブルなビートへと変貌していきます。
パターンはリニアの上級フレーズですが、バックビートが通常の2拍4拍を打ち抜いているため非常にノりやすい、そんな曲です。
そこから若干トーンダウン、その中でまた前出のビートをのせていくわけですが。
何といってもギターの繰り返すこのフレーズ。
今のところこの曲を踊らずにはいられません。
そしてこのDVD、一番ゾクゾクするところ。
柏倉さんの掛け声と共に、急激に押し上がっていくあの感じ。
ここはもう素直にDVDを見てくださいって感じ。
ライブならではの緊張感が直に伝わってくるようです。
05.leave world
ここで一瞬にして世界が変わるかのようなギターのカッティングフレーズ。
しかしそのまま盛り上がらず一定の温度を保っているのがこのバンドのいいところ。
最初は4-2、いやスネアのバックビートから察するに6の拍子で捉えているのでしょうか。
そしてしばらくしてからの4-3、4-4の流れ。
まったく、度胆を抜かれました。
聴けば聴くほどに、クルわ。
このバンド。
後半のおたけびに皆さんもエモくなって下さいな。
06.all i understand is that i don't understand
一瞬最近のレッチリを思わせるようなギターリフ。
そこへ個性的なビートがのっかることで、見事にその思いを打ち消してくれます。
ここで余談ですが、柏倉さんのドラミングにはオルタネイトの16分3連が随所に見られます。
ここにひとつ、個性的でかっこいいドラミングの秘密が隠されているような気がします。
で、話は戻り、中盤に差し掛かろうとするあたり。
おそらくキックのフレーズをあえてアタマに持ってきていません。
ギターが4分を弾いていてくれるおかげでやっと位置が分かるというくらい外しています。
ここを理解しないと次の展開からもうまく聴けず、ずれて聴かざるを得なくなるので要注意。
まあ、それでもかっこよく聴けてしまうところがこれまたニクい。
それにしてもこの曲含めtoeの曲は、なんて緻密に計算されているんだろう。
この曲でいうと3-4の繰り返しできた流れが、メロディの区切りで4-3に切り替わるところ。
このさりげない箇所が素人には無理な芸当であることは確かです。
07.むこう岸が語る夢
ここでようやく日本語の分かりやすい題名。
なぜか安心。(笑)
しかし想像とは裏腹に素早い展開とユニゾン、明るめの世界観とかなり熱い曲。
途中で聴かれる左手によるバズを絡めたスネア上のコンビネーション。
ラストは訛りの入ったユニゾンであっという間に終了と相成ります。
この熱い感じとあっという間といった感じが曲名の由来でしょうか…。(苦笑)
08.i do still wrong
さあ、曲目も残すところあと二曲。
ここでは地をはうような、静かで、しかし決して穏やかでない感じが確実に終盤に向かうことを予期させます。
観客達の一音一音を絶対聴き逃さないといったその様子からも、このまま終わってほしくないという気持ちが伝わってくるようです。
09.past and language
そしてトリを飾るのはこの曲。
ここまできたらメンバーの息遣いはもはや一人といった感じで。
ピッタリになって流れていくわけです。
うーん、やはり展開から展開へ移る感じがたまらなくいい。
何もしなくても展開だけでぐっときます。
そしてゆっくりと音が静かになった所へド派手なドラムのピックアップフィル。
ただじゃ終わらないんですよね、やっばり。
後半のおたけびに号泣。
その場にいたらマジでやばい。
終わり方もさり気なく終わる。
勉強になりました。
とまあ、たくさん語ってしまいましたが結局一番の見所は。
特典の音声解説(笑)
お菓子をボリボリ食べながらやれハゲだの、やれあそこミスっただの、やれ髭が臭いだの。
今までの尊敬の念が台無しに(苦笑)。
お暇な方はぜひぜひ見ることをお薦めします。
近く柏倉さんのドラミングは譜面という形で研究材料とさせてもらう予定ですのでこちらも要チェーック。
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